ハザードマップで見る高松市のマンション選び!津波・高潮・洪水対策のチェックポイント

比較的地震や自然災害が少ないと言われる香川県ですが、近年の大型台風の上陸や、将来発生が予測されている南海トラフ地震を考えると、「住まいの防災対策」は絶対に無視できない大切なテーマです。

特に高松市は、海に面した平野部に街が広がっているため、マンションを選ぶ際には「津波」「高潮」「洪水(河川の氾濫)」の3つのリスクを正しく把握しておく必要があります。

「マンションだから上の階を選べば大丈夫?」と思っている方も多いかもしれませんが、実はそれだけでは不十分なことも……。

今回は、高松市で安心して暮らせるマンションを選ぶためのチェックポイントを分かりやすく解説します!

1. 「海の近く」で注意したい:津波と高潮のリスク

高松駅周辺(サンポート地区)や、瀬戸内海沿いのエリアは非常に人気がありますが、海が近い分、水害への備えが欠かせません。

  • 津波リスク:南海トラフ地震が発生した場合、高松市には約2時間後に津波が到達すると予測されています。最大津波高は4.2m程度(※エリアにより異なります)とされています。
  • 高潮リスク:台風による高潮は、過去にも高松駅周辺や丸亀町周辺で大規模な浸水被害を出した歴史があります。

【マンション選びのチェックポイント】
海沿いのエリアで検討する場合は、物件が「津波避難ビル」に指定されているか、または万が一の際にとっさに上層階へ避難できる構造(共用階段の使いやすさなど)になっているかを確認しましょう。

2. 「川の近く・平野部」で注意したい:河川の氾濫(洪水)

高松市内には、詰田川(つめたがわ)や春日川(かすががわ)、御坊川(ごぼうがわ)、香東川(こうとうがわ)など、多くの河川が流れています。大雨の際には、これらの河川が氾濫するリスクや、雨水が排水しきれずに街に溢れる「内水氾濫」のリスクがあります。

【マンション選びのチェックポイント】
高松市の最新のハザードマップを開き、検討している物件の場所が「何センチ(何メートル)浸水する想定か」を確認してください。

  • 1階・2階(低層階)を検討する場合:想定される浸水深よりも高いフロアを選ぶのが鉄則です。
  • 3階以上(上層階)を検討する場合:自室が浸水しなくても、1階にある「エントランス」や「機械室(電気設備)」が浸水すると、エレベーターが止まり、停電・断水になって生活できなくなる恐れがあります。電気設備が2階以上に設置されているか、止水板などの対策があるかも重要なポイントです。

3. マンションだからこそ確認したい「3つの防犯・防災設備」

ハザードマップの確認に加えて、物件そのものの以下のポイントもチェックしておくと安心です。

  1. 受水槽・電気室の位置:これらが地下や1階にある場合、浸水対策(止水壁など)が取られているか。
  2. 防災備蓄倉庫の有無:万が一、ライフラインが止まった際に数日分の水や簡易トイレがマンション内に備蓄されているか。
  3. 管理組合の防災意識:過去に防災訓練を行っているか、災害マニュアルが用意されているか。

まとめ:ハザードマップを味方につけて、賢いマンション選びを

「災害リスクがあるエリア=買ってはいけない」というわけではありません。大切なのは、リスクの大きさを正しく知った上で、「じゃあ、このマンションなら何階を選ぶのが安全か」「どんな設備があれば安心か」をプロと一緒に判断することです。

「この物件の水害リスクが気になる…」という方は、ぜひお気軽に私たちにご相談くださいね!